代表よりご挨拶
Una canzoneは、2025年10月に創業39周年を迎えます。
私がシャンソンやカンツォーネと出会ったのは50年前。銀座の「銀巴里」で聴いた生演奏に心を震わされ、音楽の力を深く感じたあの夜のことは、今も忘れられません。
その後、村上進さん、直村慶子さんとのご縁をいただき、1986年、四谷三丁目に「Una canzone」をオープンしました。2005年には現在の場所に移り、創業者の志を胸に、音楽とともに歩んでまいりました。
音響・照明にこだわった空間には、今も変わらぬ情熱が息づいています。ここに集うアーティストやスタッフが音楽を愛し、心を込めてお届けするステージは、訪れる方々の心に響くことを願っています。
音楽は、時を超え、記憶に寄り添い、人生に彩りを与えるもの。「Una canzone」が、そんな音楽の力を分かち合える場所であり続けるよう、これからも努めてまいります。これまで支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
Una canzone 代表 高橋 良吉
~音楽とともに旅立たれた方々~
【直村慶子さん】
ウナカンツォーネ初代オーナー。
カンツォーネ歌手、作詞家。
代表作『ひまわり』『愛遥かに』
『愛のために死す』他多数
【村上進さん】
ウナカンツォーネ創立メンバー。
カンツォーネ歌手
代表曲『カルーゾ』『鏡の中のツバメ』
『アラビア』他多数
【後藤啓子さん】
ウナカンツォーネ創立時から
様々なアドバイスを頂きました。
カンツォーネ歌手、訳詞家。
代表作『カルーゾ』『窓』
『調子はずれの歌』他多数
市野澤春友先生が描いて下さった
ウナカンツォーネの天井画
ウナカンツォーネの空は市野澤春友先生に描いて頂いた美しい絵で溢れています。
ブルーとグレーのコントラストが絶妙な色合いで貴方を夢の世界へ誘います。
是非ごゆっくりとご覧くださいませ。
市野澤 春友
-Harutomo Ichinosawa-
福沢一郎画伯に感化され、我が道を行く。
岡本太郎の【傷ましき腕】に刺激を受けて、絵の道を探る。
1980年に行われたモスクワオリンピックで唯一、美術部門(オリンピックポスター)が競技として採用され優勝し、金メダルを受賞。
その後、茨城キリスト教学園内にある小礼拝堂のステンドグラス【光と風と水と】をデザイン。
1991年まで近代日本美術協会主催の近美展で活動し、その後パリへ移住。